潮が動く時

鍵さん

2009年10月14日 12:46

火曜日、夕方に少しばかり時間を作り、海中の構造物を探ってみることにした。

自分の読みでは5時から潮が動くと思われ、その時間だけの短期決戦である。

というのも、この場所では潮が動かないとターゲットはおろか、餌の小魚さえも

居なくなってしまうので、読みを間違えたら丸BOUZなのである。

さて、さっそく船を向けてみると、何と別の漁師さんがジギングにて漁を展開中だった。

これは遺憾!しかし、どうやら当たっていない模様である。

試しに横で流させてもらったが、まだ潮が流れていないようで、「いい場所」に流れて

行かない。だがベイトが居るので、潮が流れ出したら喰い始めるだろう、と目論んだ。

最初の何回かは全く当たらず。漁師さんも釣れずに引き揚げていった。

30分くらい経っただろうか。わずかに流れが強くなったのか、風で流されていた船が

止まって、ラインが潮下に流され始めた。

もしかしたら、喰うかもしれない。

「来ました!」と叫んだのは、椿山氏だった。

ゴンゴンと首を振る、カンパチ特有の引き。ここでは魚が食ってくるのは潮上のピンスポット

だけである。これまで何度流しても反応が無かったのだが、潮が流れ始めるといとも簡単に

ヒットした。


3kgのカンパチ。

その後の流しでも自分と椿山氏にダブルヒット。ジグを回収しようと巻き上げている途中での

ヒットだったようだ。

しかしこのときまでには日没を迎え、暗くなってきたので港に帰ることにした。


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