沖ノ島で鯛狙い

鍵さん

2019年05月06日 17:49




 三宅氏と仲間内チャーターでタイラバでもしようか、という話を頂きまして、5月3日は

朝8時からのんびり出掛けることにしました。

今回お世話になったのは奈多漁港から出船の さん 

SSボートの高速船なので本気出したらすさまじく速い!

船長は若い頃の辺見さんにちょっと似てます。


この日は前日までのうねりがちょこっと残っていましたが、風もなく9時ごろにはベタ凪に。

下げ潮は流れますが風がないのでまっすぐラインが立ちます。

この状況ですとパラシュートで流す嵯峨の島沖100mラインと同じように攻略できそうです。

鯛ラバは軽めに80gを選択。ジャッカルのやつ(ビンビン玉かな)を使いました。

スカートの色はオレンジ。この時期は特に偏食もないのでこだわりません。

ロッドがGRAPPLER BB S631 (テキトー感が半端ないね)
リールがTWINPOWER4000XD
ライン PE1号  リーダー 7号

という、鯛ラバガチ勢からしたら「なんだこれは・・」みたいな仕様です。


開始からアオハタ等根魚が当たり始め、私も巻いていると藻を引っかけたように重くなり

大してドラグも出ないのでハタ系だろうと思っていましたら


なんでや・・・鯛ってもっと引いた気がしたけど・・・

その後も

雌が釣れたり

連呼が釣れたり、真鯛さんは3枚釣れてしまったので食べるのにはもう十分

食事をしたり試作品のルアーを泳がせたりと余計なことをして過ごします。

長い1流しが終わって船長が「冒険してみましょうか」と新たなポイントへ。


15分くらい走ったそこは、水深100mちょいの砂地にちょいちょい岩礁が混じるポイント。

魚探に反応は・・・ありません。

しかしながら流しているとちょくちょく他のお客さんに鯛がヒットします。

興味深くなったので私も鯛ラバを落としてみます。

少し風が吹き始めて船が流れ、ラインが斜めに出てゆきます。

3回位底を取って、回収しようかなと巻き始めましたところ

シャ――――――――――!!!   っとドラグが出てゆきます。

このスピードは…(察し)

そう、青物がヒットしてしまいました。

PEの色が3回変わり(つまり30m出た) ここでいったん止まりましたが

頭がこっちを向かずリフトは無理、そうこうしているうちにまた魚は走り回ります。

埒が明かないので頃合いを見てスプールを抑え、PE1号が切れないギリギリの負荷をかけて

何とか反転に成功、それでも8分くらいは一進一退の攻防が続き

せっかくじりじり巻き上げたラインを一瞬で出されたりしながらも

無事に捕獲することが出来ました。


叉長95cm 8kg


やりましたSHIMANOさん、グラップラーBBはしなやかで強い♪

他にもここではマハタやヒラメなど美味しそうな魚が船中で上がりました。


ここでは3流ししてその後沖ノ島近くのポイントに移動しました。

移動してすぐにヤズ(ブリの若魚。5~9㎏)が沸くなどにぎやかで

案の定鯛ラバ勢にヤズがヒットして走られまくります。

私はトップ投げてみましたら船べりまでついてきました。

これだけ鯛ラバにヒットするならジギングでも喰うんじゃ?とばかり

PE5号タックルで200gのロングを落としてバンバンしゃくってみましたら~~~ドッスン


10㎏超のメタボリック鰤。五島漁協合併調印式タオル

落とせば無限に喰ってくるのですが私はこの1本で十分です。

三宅氏をジギング真理教に引きずり込む絶好の機会だと思い、一通り操作法を伝授します。

すると三宅氏最初の1投でいきなりヒット

ヤズかと思いきや上がってきたのは真鯛でした。



ロングジグに喰ってくるとは・・・魚を食い散らかしているのでしょうかね

無事にジギングで漁獲があって何よりでした。

そんなこんなで5時まで釣って帰港となりました。

久しぶりに切れ目なく釣れ続けるという忙しくも満足な日となりました。



                          鰤がおいしかったよ   編集腸






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