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2018年12月08日

煮干スイムテスト

オルタナティブ(可変)なアクションの煮干し



 写真のブーリエは少し前の試作品テスト中にヒットした魚です。

何とかバブリングでシルエットを隠してヒットに持ち込みましたが、ちょっと太すぎで

よく見切られました。よってこの時のデブサンプルは全ボツに。

ですがこの没サンプル、重要なヒントを私にくれました。

誘い出して突進させる能力では際立っていたのです。(もっとも、突っ込んでくるのですが

喰う直前に魚が「なんかデブすぎィ!」とばかりに見切ってくるのですがね)

そこでシルエットを細身に設計しなおしながらも、バブリングと大きな動きは

しっかり出せるように改良を加えました。

試作品をいじりまわすこと2か月、ようやく最終試作のコーティングが終わったので

実際のタックルセッティングで投げに行くことにしました。



①ロングジャーク

 50㎝位の振れ幅で大きく左右にうねります。側面がややフラットなので

 フラッシング効果も期待できます。一番目論み通りだったのは回転しないことです。

 Zみたいに鋭角に切り返す動きを出すことができます。

②バブリング

 特許出願中の尻尾形状の効果で、ジャーク時の本体の抜けを防ぎつつ

 泡をしっかりと引っ張ってくれます。実にいい音がします。

③普通のジャーク

 普通にだらだら~とジャークすると振幅が抑えられ生っぽく泳ぎます。

 私としてはこの時の動きが一番良いかなと思います。追ってきた魚を

 反転させることなく十分に食わせられる動きを出せたと思います。


足場の高い場所でもきっちり足元まで泳いでくれますし(結構足元とかで

ヒットしますわね)すっぽ抜けず引き重りもしないので快適です。

何よりジャークの強弱を変えることで様々なアクションを意図通りに引き出せる

のが良いですね。

さあ後は実釣テストです。12月は仕事で無理なので1月あたり狙ってみましょうか。


追記:強度試験(引っ張り)50kg以上をクリアしました。



                        部屋ん中木くずだらけやん   編集ちょ     
  


Posted by 鍵さん at 20:38Comments(0)ハンドメイド

2018年11月23日

にぼしちゃん

230㎜ダイビングペンシル「にぼしちゃん」開発



 Facebookの方ではちょこちょこ写真を掲載しておりましたペンシルですが

ほぼ仕上がりつつあるので経過を記したいと思います。

諸元  L=230mm W=100g前後 

昨年~今年春までにかなりの数の試作品を拵えましたが、どうしても

動きが気に入らなかったので全ボツにしました。

しかしながらその中にも魚が反応するモデルも幾つかあり

「何が魚を反応させているのか」 「追ってくるものとそうでないものは何が違うのか」

「反転するモデルとがっぷり喰ってくるモデルは何が違うのか」

このあたりを検証し突き詰めてみました。

また、安定して釣れる市販品を使いこなしてみて

「どういうアクションで誘えば反応がいいのか」等を把握したうえで

プロトモデルにフィードバックしてみました。

得た結果としては

・細身の方が喰いはいい(反転しにくい・見切られにくい)が、浮力の確保が課題

・太い方が広範囲に誘い出す力は優れているようにも思えるが、細身のものでも
 動き・水中音響が派手なものは同様の効果があるように感じられる

・不自然な動きはやはり反応が落ちる


検証の際にヒットしたヒラマサ9kg。某島の堤防にて。

これらより仕様を決定し

・細身で動きが大きめできれいなもの

・特にバブリング性能がよいもの

・浮力がやや高めだがさくっとダイブするもの(申し訳ないがすっぽ抜けはNG)

・回転しないもの

これに加え

・足場が高くても足元まで安定して操作できるもの

・その他

こうした要素を盛り込みました。

さて、方針が決まったところであとは実釣テストです。

冬から春先になると思われますが、めっちゃ釣れるものを目指していきたいところです。



                                編集チョー

  


Posted by 鍵さん at 20:53Comments(0)ハンドメイド

2018年10月18日

平戸でシイラ

穏やかな日にのんびりシイラ




 YoungPark氏と共にのんびり情報収集に出掛けました。

夜に堤防をのぞいてみると大量のベイトと鈴木議員らしき魚影が。

私はすぐさまバイブを、Park氏は小型のミノーを投げましたところ

私のバイブが総無視を喰らう中、Park氏が鈴木議員を掛けました。

アジングロッドなのでガンガン引いているように見えるのだろうと思っておりましたが

タモ入れしてみるとなんと85㎝。



PE0.8号で良く獲れました

まだ数匹うろうろしているのを見ていましたから、喰うだろうよと思ってさんざん投げましたが

その後は一向にヒットせずで腹が減りました。

このあとぐだぐだ過ごしてすっかり日も上り、帰りにシイラでもいるかと思って白浜港に行きまして。

もっとも平日でしたからじいさんたちがぽつぽついらっしゃる程度で閑散としています。

北東風もそよそよと吹いている程度。

シイラ狙いの爺さんに話を聞くと、朝方回遊があって数本上がったよ、とのことでして。

しばらく回遊がない、とも仰せられ。

見たらじいさんたちくたびれて誰一人投げてすらいないわけですよ。

しょうがないので群れでも呼んだろ、とばかりヘビーペンシルを遠投早巻してみました。

すると唐突に数匹の群れが出現、Park氏がシイラ初めてだったのでロッドを握らせ

「あの方向に投げて!」と キャストしてもらうと一撃で食らいついてきました。

すると堤防中の爺さんたちがダッシュでやってきてどかどかジグをぶち込みますwww

幸い爺さんたちのライン絡みを華麗にかいくぐりながらPark氏初シイラを捕獲できました。



117㎝の雌。青色が実にキレイな魚体でした。

爺さんたちに話を聞くと、先週の金曜・土曜がジャンジャン沸いていたようで

なるほど堤防の至る所で血の跡がついておりました。

私らとしては、1本獲れたので ものの15分程度で釣り場を後にして帰路に就いたのでした。


やはり生月の舘浦港の方が紳士的といいますか、皆さん自分の立ち位置で

釣りをされるので釣りやすいです(当たり前か)

白浜は・・・なんでしょうね~昔から皆走りまくるので、常連の爺さんたちと仲が良いか

滑らかにコミュニケーションを取れる方でないと最初はびっくりしちゃうかもです。

ただし爺さんたちに体力がないので、皆が休んでいる時にもひたすらキャストしていると

回遊してきたシイラをいち早くヒットに持ち込めます。
  


Posted by 鍵さん at 20:45Comments(0)ショアジギング

2018年08月11日

博多湾タチウオジギング③


 

大阪から出張帰りの8月5日朝と本日11日、共に朝1時間程度ジギングしてみました。

と申しますのも、日が昇ってくるに従い真夏の陽光がじりじりと我々を灼き、だらだら

8時過ぎまで釣りをしますと塩を振られた青菜の如くクタクタになってしまいます故

まだ涼しげな朝5時半~7時を狙ってみることにしました。

 5日のお客は谷川氏と三宅氏です。朝一番に船を適当にポイントにつけジャークすると

一流し目からバンバン当たってきます。それもかなり上のレンジで、ジグが見えるような

水深でギラっと反転するのが見えます。朝早くは比較的様々なジャークリズムで喰うの

ですが、日が昇ってきますと早めの巻きに反応が良くなる感じが致します。

ジグをバンバンロッドで煽って跳ねさせるのではなく、早めのただ巻にわずかにリズム

をつけるようなイメージでしょうか。この時に微妙にジグ軌道がブレるのが食わせの

きっかけになっているのかもしれません。

で、5日は谷川氏と三宅氏が釣りまくるので、私は専ら捌き役なのですが、合間に

ちょこっとロッドを出して5本釣ることができました。ものの一時間で30本近く喰ったので

6時半にはさっさと帰港することにしました。

(もちろん帰りのアジはちゃんと狙って帰りました)

 
 そして11日。この日はパティシエ兄貴とアブドゥル・パク氏が参戦しました。

先週の如き入れ食いを期待したのですが、開幕は「・・・???」

それでもしばらく流しているとぽつぽつ当たります。特にこの日はゆっくりな動きに

反応が悪く、かなりのハイピッチジャークで良く当たってきました。

全体的にぱらぱらと拾い釣りのような感じで、先週のようなバタバタはなく落ち着いた

状況でした。6時半には釣り場を後にして、例によってアジを捕獲して帰りました。



使用ジグ:Metal Flicker 60g ピンク + あんちょびフックMサイズ

カラーは金でもチャートでも紫でも喰いました。

ロッドはべろんべろんの柔らかいやつが使いやすいです。

まとわりついてくるアタリをきれいに絡め掛けてくれます。

所々ナブラが起きているのは恐らくアジでしょうか。






  


Posted by 鍵さん at 12:37Comments(0)ジギング

2018年07月28日

奇跡の男女群島ジギング

台風接近の中奇跡的に到達できた男女群島




 ここのところずっとベタ凪だったので、楽勝だろうと思っていましたら水曜日の夜。

なんだか熱帯低気圧が台風に化け、沖縄にまっすぐ上がってくるではないですか。

「にゅ^~や~め~て~く~れ~!」との心の叫びもむなしく

沿岸波浪予想をみても明らかに出船停止レベルなのです。

ほぼ諦めかけで金曜午後に船長に電話すると

船長「なんだ男女はあきらめるのかww?」

私「ふぁっ!?出るんですか!?」

船長「やれるところまでやってみようや。」

私「にやり」


というわけでかねてより計画しておりましたパティシエ兄貴と共に

仕事を片付け夕方の飛行機で五島入りしたのでした。


福岡17:50発➡五島福江18:30着

空港から船長が迎えに来てくださいまして➡五島第一ホテル

航空券往復とホテルのパックで一人当たり¥30000程度です。

五島第一ホテルは福江港のすぐそばなので便利です。


翌朝3時。朝せいぜいやれても10時までだろうと条件付きで出航です。

すでに若干風が吹き始めており胃がじりじりしますがあとはもう

出たとこ勝負です。



2時間半かけてようやく男女群島にたどり着けました。

いやまさか来ることができると思っていなかったので感無量です。



一発目から本命ポイント鮫瀬に入ります。

鮫瀬に入ると潮波と干渉して立つのも困難なほどのうねりが盛り上がっています。

合図でG-7 200gを投入しジャークを開始します。

すると一投目からヒレナガカンパチがヒット

次はカツオ

その次はシャークアタック

パティシエ兄貴も大型のカンパチをシャークアタック

何とサメが背びれ出して泳ぎ回っているのですよ

それもでかい・・・

完全に作業ゲ―と化した船上でバタバタと4本水揚げするも食いが止まります

それ以上に波が高く膝は打ち身だらけ。ホースヘッドの上下動も2m超えています

私らの練度ではこの辺が限界でした

続いて別のポイントに移動すると

ここでは一発目からヒラマサ

パティシエ兄貴がめちゃデカいハガツオ




私が本カンパチ




等を仕留めました。

んが

いよいよ風が吹き始め、そろそろ波も限界です。

台風特有の瞬間的な強風が甲板上の軽いものを吹き飛ばしてゆきます。

さすがにもうあかんやろ、ってことで

9時半に釣りを終了し、大うねりの中3時間半! かけて福江港に逃げ帰ったのでした。


ここは島影なのでベタベタ。ここから出たらざっぱんざっパンですXX


今回はこれだけ獲るのが精いっぱいでした。


本カンパチとヒレナガ


タックルデータ
ROD:HOTS ONE PITCH SLIDER SOS-56H 3rd
REEL:SHIMANO TWINPOWER 14000
LINE: PE#6
Leader:Fluoro Carbon 100lb

  


Posted by 鍵さん at 11:32Comments(1)ジギング

2018年07月16日

博多湾タチウオジギング②

さすがにあっついベタ凪の海

今日はのんびり7時に出船です。

というのも船が天然スロープに陸置のため(しかも遠浅。つっかえねー)

潮位が100程度ないとガタにめりこんでそもそも出船できないのです。

それでもポイントにつけてみると、まわりで結構上がっています。

豪雨の影響で、湾内に大量の泥水が流入したためあまり良くはない

だろうと思ってはいたのですが、経過とともに良くなっているようです。


しかしながら前回提灯釣りで反応がよかったのでそればかりやっていた

のですがこれは今日はあまり喰いませんでした。

むしろ普通にハイピッチで巻いた方がよほど喰ったと思います。


谷川氏と三宅氏でそれぞれ無事に漁獲がありました。



水深10数メートルから20数メートルに落ちるドロップオフがあるのですが

この部分で良く食いました。(ちなみに魚探装備してません)

携帯のGPS見ながら細かく記録を取っていくとだいたいの海底地形が

解るようになります。


魚グリップでガブリ!すると魚がジーパンにガブリ!

日も高くなってくると無風状態での真夏の釣りは体にこたえます。

ある程度釣れたので、寄り道をしながら帰りました。


今日のごちそう「アジの塩焼き」

帰りに結構なサイズのアジが群れているので狙って帰るのですが

なぜかこれが一番盛り上がります。エサを一切使わないので

アミ臭くならないのもいいですね。そこそこ大きめのニセモノでOKです。
  


Posted by 鍵さん at 20:02Comments(2)ジギング

2018年07月11日

長瀬沖ジギング

生月島・長瀬沖70mのジギング

 少し前になりますが6月1週頃の釣行記です。 

この日は上司のボートに乗せてもらい、タイやら根魚やらを狙おうか

ということになりました。幸いにもベタ凪となり魅力的な状況です。

長瀬の沖に水深70mから30mまで駆け上がる瀬があり、これを

潮上から流しながら鯛ラバなどで底を狙うことにします。

海底地形と潮流の速さも相まって、ベタ凪なのに潮波はかなりうねります。

朝方、水深35mあたりを流しているとナブラが沸き、試作したペンシルを

投げると喰ってきましたが思いっきり弾かれました。

水面はそれっきりだったので、タイラバに変更してだらだら流していると

真鯛やハタ類が喰ってくるようになりました。

その後幾つかポイントを変更して、水深70m前後の潮下のポイントを流して

みることになりました。魚探にそれらしい反応は映っていないのですが

うろうろしている青物がいるかもしれないと考え、私は200gのジグで

ジギングをしてみました。

しかしながら私の中の「五島近海のジギング脳」が邪魔をして

喰ってくるなら潮が当たっている面だろうと勝手に思い込んでおりましたので

まったく期待もすることなくホイホイジャークしておりましたら

いきなりぶにっと重みが乗りました。


4㎏位。五島近海にうじゃうじゃおるサイズより一回り小さい気がします。

どうも瀬のトップで流速を増した潮がで、瀬を落ち終わって若干緩むあたりで

この人らがうろうろしているらしく、次の流しでも、その次も

テキトーにジャークしていると中層でパーンっと当たってきます。


6㎏位。微妙にスレで引きだけは強かったです。

その後昼も近くなると太陽がじりじりと照り付けるようになってきたので

帰港することにしました。


釣果:真鯛×4 ヒラマサ×3 根魚沢山

  
タグ :ヒラマサ


Posted by 鍵さん at 20:52Comments(0)ジギング

2018年06月25日

2018博多湾タチウオ01

2018年博多湾タチウオジギングその1



6月24日の早朝にパティシエ兄貴と調査に出掛けました。

朝5時~6時は喰いの傾向を掴めずごくたまにヒットする程度でしたが

7時頃からアタリの多い傾向のある動かし方を見出してやってみたら
(超ダサいけどちょうちん釣りみたいな感じ)

多くはないものの晩飯には十分な量釣れました。

(後半殆どシャクってないんだよなぁ^~)

サイズは小型ばかりでしたが

(周りのお客さんの中には結構な大型を挙げておられた方も)

炙り+ポン酢+紅葉おろし+ネギ で楽しめました。


で、おそらく現場に来ていた船の中で一番早く釣り場を後にしたわけですが

その後非常に興味深い事を発見したので記してみます。

船が主に集結しているのは能古島沖なのですが

博多湾のいろんな場所にタチウオがいらっしゃるようなのです。

少なくとも他の3か所でタチウオを掛けました。

その最たる例がこちら



後ろは香椎浜の人工島です。

先週まで子鯖がたくさん群れていたポイントですね。

シーバスが少なくなってタチウオが沢山いました。

他にもベイサイド沖とか須崎沖にもいらっしゃったので

結構な広範囲に分布している模様です。


個人的には型の良いのが2~3本あれば十分なので

はじめてのお客さんとかが楽しんで頂ければ良いな~と思います。
(途中猛烈に平戸ジャークしたくなってムズムズするのよ)


ROD:SHIMANO GRAPPLER S631(むさい)
REEL:SHIMANO TWINPOWER 4000XD(ごつスギィ!)
JIG:40~60g
Hook:あんちょび4本針Mサイズ

*当たり前の話ですが船を潮上に回す際、私は
一度ポイントを出て大外回りして潮上に着けてます。  


Posted by 鍵さん at 19:07Comments(2)ジギング

2018年04月16日

春のヒラ祭り★

1時間ちょっとで6発 ヒラ爆の朝




投稿者;変態ヒラ兄貴

 金曜日の事でした。

会社の昼休みにパソコンで沿岸波浪予想を確認していると、そこには実に美しい

予報画面が。理想の荒れ方になっているではありませんか。しかしながら

土日は荒れすぎ。平日にはみ出してしまっております。

普通なら迷うこともなく仕事に勤しむ勤勉な私ですが(ふぁっ?)

この時は短時間ながら迷い逡巡いたしました。


先週釣れたヒラちゃんを卸した時の事ですよ。

腹の中がぐるぐる じゃなくて、中から10㎝位のカタクチが

ドンドコ出てくるではありませんか。

「これは・・・ひょっとすると、或いは・・・!!」

と思っていただけに、この波予想を見て、先週をラストにするには

あまりにももったいないのではないか?と思えてしまったわけです。

それに、これで空振りでも諦めがつきますしね。


踵を返して休暇申請簿にハンをついて提出、見事受理された私は

月曜の朝だけフリーマンです。はたから見たら完全な三平です。
(三平:仕事をしないで釣りばかりしている人の事。)


帰宅した私は早速準備にかかります。

先週、ミノーを通した後でバイブを通すと反応してくることがわかったので

DUELのソリッドバイブの35gを購入。その他消耗品を仕入れて出撃です。


先週は余裕ぶっこいて釣り場に入ったら既にジェントルメンが居たのが

残念だったので、少しばかり早めに出ます。

釣り場に着くと流石に人は少なく(平日から釣りしよるとか三平じゃろ)

狙いたい場所に入ることができました。


じっくり明るくなるのを待ってから一投目。タイドミノーサーフを早めに巻くと

すぐさま彼らが襲い掛かってきました。


60位のオス。

喰いの良さがロッドを伝わってはっきり判るほど激しいアタックです。

次の投げでもヒット。


微妙にサイズアップ。65cm。

ミノーで一通り通したので、今度は同じ場所をバイブレーションで通してみると

いきなり喰らいついてきました。でもドラグが止まらずフックアウトしてしまいました。

2月に掛けた70超えくらいあったかもです。悔しい^~。

それでもここでの一連のヒットを通して、ロングロッドをぶち曲げる心地よさを

改めて確認できました。


んで、だいたい反応は拾ったかな^~と思えたので即座に移動します。
(釣りはじめが6時で退却が7時。午後から仕事だからよ^~仕方ないy)

今度はフツーの人が殆ど叩かないようなショボい場所を狙います。

今朝も手前にうねりサラシができているだけでポイント周りは殆どクリア。

しかしながら根回りを通してやるとヒラが躍りかかってきます。


ちょっと小ぶりですが連発。

上から丸見えなのでわくわくします。

結局ここでは3発出てくれました。

小さいのと元気な子は逃がして差し上げたのですが、一匹弱っちゃったので

持って帰りました。(すごくおいしいので私は好きですが)

内臓を取るときに包丁を入れると腹からイワシがドバーッと出てきました。



目的を達した私は、午後からの仕事に備えてそそくさと退散したのでした。


分かった事

・イワシが寄っている間は好調が続くかも
・丁寧に狙えばもっと出たかも
・ルアーを変えると反応する個体がいる
・ヒラの事だけ考えればロングロッドもありかな
・オスばっかり釣れた

・シマノさんまずいですよ
 Silent Assassin 129 を試しに投げてみたのですが、私の早めの巻速度
 だとウェイトが慣性で後ろにずれて泳ぎムラがすさまじいです。いや、泳いで
 ないです。スイミング中にちゃんとウェイトを固定しておく機構を設けるべき
 でしたねこの製品は。ゆる~く巻く釣りならいいのかもしれません。




              あぁ^~眠くてたまらないぜ^~    編集ちょ

  


Posted by 鍵さん at 20:20Comments(0)ヒラスズキ

2018年04月14日

TWINPOWER XD

ツインパワーXDってどんな感じ?



 2017年末に購入しましたXDも随分こなれてきましたので、思うところを

記してみたいと思います。例によってフツーの人が書くスペック云々の話や

テンプレ礼賛記事などは書きませんので念の為。


・顔文字で表すと  (^o^)9  

 MGLローターの形状が、ガッツポーズしたおっさんに見えます。(なんでおっさん)

確かに強度UPと回転均衡を詰めた結果こうなったのでしょうが、これ上位機種

には絶対載せないだろうなと思っていましたら案の定18ステラでは不採用でした。

素材が恐らくマグネシウムですから、傷が入ってしまったら腐食が心配です。

ベールの返り角とかっちり感は申し分なし。

・お尻ひねり形状もこれまでだった

 ステラの前モデルも含め、さんざんダサイと言っておりましたら18ステラで

従来形状に戻りました。

・ハンドルはよいではないか(ゲス顔)

前のステラでも書きましたが、4000番以上のモデルできんきらきんの

クソダサT字ハンドルが付いてくるのは実に残念な(むしろ不要な)部分だったわけですが

遂にツインパワーXDでは夢屋っぽいラウンドハンドルが標準で付いてきます。

これですよ奥さん。消費者が望んでいたものは。

ただし夢屋のハンドルのようにノブはくるんくるん回りません。

・ねっとりと感じるリーリングの重み

前のステラと比べるともっちりした巻き心地です。

割とゆったりしたゲーム向きでしょうか。

一日に数百回ジグを投げ高速巻するショアジギングなどではこの巻き重さが

のちのち響いてくるかもです。負荷トレだと割り切って体を鍛えましょう。

・シマノさんプロモで水に漬けすぎ

ローター内部への水の侵入をかなりの程度抑制できているのでしょう。

XDの製品紹介ではやたらと水に全没した姿で登場します。

当たり前の話ですがラビリンス構造に侵入した水は抜けにくいので

乾燥剤入りタッパに幽閉するかマメに分解して乾かしておきたいものです。

・ドラグつまみは・・・やっすいなぁ^~

 アルミ系の防蝕に手を焼いたのでしょうね。すっかり樹脂&塗装仕様になって

きましたが・・・XDはまさかの樹脂無塗装&めっき風仕上げ。

落ち着いた風合いなので特に何とも思いませんが、チープ感が溢れます。

・実釣性能は全く問題なし

ヒラスズキで使いましたが役不足なのかびくともしません。

もっと過酷な釣りでも十分に使える余裕があります。福井さんがGT釣った

位ですからね・・



結論:例えていうなら「性格のいい田舎の娘」

 気立てが良くて体力もあって、家事も仕事も器用にいろいろこなしちゃう

そんな感じです。ちょっとあか抜けてないところとか、普通にすっぴんだったり

するところが玉に瑕です。(私はこういう子好きですがw)

どんな逆境でも貴方のそばで粘り強く支えになってくれることでしょう。

XDはそんな感じのリールです。



                  やっぱり頭でも打ったらしい偏執チョー  


Posted by 鍵さん at 23:50Comments(2)ソルトウォーター

2018年04月08日

春はラストかな?


 週末にかけて前線が通過し、土曜には季節戻りの雪さえちらつく天候でしたが

私としては久々に北寄りの風が吹き込んだのでわきゃわきゃしておりました。

それにしても大陸で舞い上がった黄砂を雪雲が腹いっぱい巻き込んだ雪を

浴びせたため、クルマがめっちゃきったなくなってしまいました。

土曜夜で風が落ちる予想でしたので、パティシエ兄貴を拉致して平戸方面へ

車を走らせました。

 磯に降りてみますと、狙おうと目論んでいた場所にはお客様がいらっしゃった

ので、風の表面に出てみましたらちょっと荒れすぎておりました。

 質量のあるしぶきを喰らう場所、攫われる危険のある場所を注意深く外し

高台からルアーを振り下ろしますがなかなか風も強く、狙ったコースを

通すことができません。なんとかかんとかルアーをサラシに放り込んでみましたが

反応はありませんでした。

 そうこうしていますと、最初のお客さんが場所を変更されましたので、挨拶をして

入らせていただきました。どうやら3発出たようです。


 どのあたりを通したのかはちらちら見て把握しておりましたし、シンキングペンシル

系を使っておられましたので、私としてはバイブレーションを選択。

ヒラスズキが恐らくサラシの中で身を潜めているであろうと思われるコースを通すと

一発で喰ってきました。


60ちょい足りないヒラスズキのオス。

何週か前、私は妻(ロッド)を折ってしまっておりましたので、この日は昔に買った

往年のヒラロッド ダイコー・アルテサーノRAZ-126 の赤いやつを使ってみました。

50本しか生産されなかったアレです。

そもそも関東圏の足場の高い磯を想定して設計されておりますので

私の良く行く平磯にはちょっと長すぎ おまけにガイドも古いので良く引っ掛かります。

買ったばかりの頃にジグを投げてズーヤーを何本か取ったか・・・

そう、昔のこのブログ記事にも出てきますが2.5kgのイカをこれで掛けていましたが

本命のヒラスズキはついぞ掛けたことがありませんでした。

今回初めて、本来の狙いであるヒラスズキを掛けることができて

なんだかちょっと安心しました。

その後もいろいろ手を変え品を変え狙ってみましたが、流石にそれ以上は

出てくることはありませんでした。


春も深まってきますと、なかなか北寄りの風が吹く機会が少なくなって

参ります。余裕があれば南寄りの風に合わせて風面の磯を狙いたいのですが

次なるターゲットが待っていますので、そちらの用意も始めないといけません。

私らとしては実質これが春シーズン最後になると思います。

最後に釣れて良かったです。

今年~来年はヒラスズキに真摯に向き合ってみようと思います。

(ウエットスーツとか着だしたらヘンタイになったと思ってください)




追伸:沖にめっちゃ鳥山ができて、バンバン青物が出ていました。

鳥の数凄かったです。500羽以上は居たんじゃないかってくらいうじゃうじゃでした

穏やかな日ならジグで射程圏内に入るんじゃないかな^~と思われます。



                      耳が析出した塩でじょりじょり  偏執ちょ


  


Posted by 鍵さん at 14:00Comments(0)ヒラスズキ

2018年04月01日

沖ノ島ジギング

海は静かだったものの釣果も静かだった春の一日

3月29日、いつものS2さんの永島船長にお世話になり、ジギングに出掛けました。

ぽちぽちヒラマサが出始めた頃であり、大型も出ていたようなので軽く様子見です。

私としては作り溜めた試作BLACK SHEEP改を引っ提げてテストを目論みます。

朝一は水深85mの瀬をジギングで流します。

いい魚は映るのですが、他の船でちっこいのがヒットしただけで

がっつり食ってくる感じではありませんでした。

しかしながらかなり上の方まで浮いている反応に春を感じざるを得ません。

移動して浅場をキャスティングで狙いますが追ってくることもありませんでした。

午前中は上げ潮だったのですが当たらずかすらずで時が過ぎました。

午後になって下げ潮が効き始めると徐々に生体反応が出始めます。

ヤズやぬるぬるメダイなどが掛かり始め、遂に私もヒラゴちゃんを捕獲できました。



その後船長の読みで水深85mのポイントを狙い撃つと大当たり

船長が「反応が割れとる!喰うよこれ」というので気合を入れてジャークすると

4~6㎏のヒラゴちゃんがの連発し始めました。


が、これも長くは続かず2流し目からはいつもの静かな海

その後キャストでいろいろ回りましたが、小さめのペンシルをちょちょっと追ってきた

くらいで、ドンドコ掛かってくるような感じではありませんでした。

当然ながら220㎜の試作品しか持ち込まなかった私には、反応はなかったのでした。



キャスティング仕様
・OCEA Flexlimited 83H
・TWINPOWER 14000
・PE#8
・Leader 150LB

ジギング仕様
・HOTS ONEPITCH SLIDER 56H
・TWINPOWER 12000HG
・PE#6
・Leader フロロ100LB
・G-7 200g

昔この時期にいっぱいいたネリゴちゃん達はどこへいってしまったのよ?

                             偏執チョー  


Posted by 鍵さん at 19:51Comments(0)ジギング

2018年03月18日

バッキシ!

2年共に戦った私の妻が真っ二つに!



朝から谷川氏と磯場に入ってみたのですが、この日は穏やかだったせいか

青物キャスターがぞろりと並んでおりまして、なんだか私達は場違いな感すら

覚えました。(久留米ナンバーがすっごく多かった!)

ヒラ師は我々くらいのものでしたので、狙いの場所には入ることができたのですが

ちょっと凪がすぎました。いつもの場所では喰いません。

それではとばかり、潮位の低い時間しか狙えない点在する岩根を狙い打って

みますと、唐突にヒラスズキが掛かりました。


だがしかし!


掛けた瞬間、私の妻(ロッド)が 「ぱーん!!」と 乾いた断裂音と共に

バットからばっきし逝ってしまわれました・・・・・

バットから折れたものですからロッドはするすると海へ滑り落ちていき

魚-------------折れた私の妻(ロッド)--------------リール 私

みたいになっています。

しばらくガチのリールファイトをしましたが、全く溜めが効かないので

やがて外れてしまいました。


思い返せば先週。

既にフラグが立っていたのです。

先週確か2回磯場で転びました。そのうち一回はロッドを岩場に打ち付けてしまい

バットに擦り傷が入ってしまっていたのです。それにどうやら、そればかりではなく

深刻な損傷を負っていたようすです。家に帰って破断面を顕微鏡で見てみますと

バット両サイドのカーボン層に剥離が見られ、潰れの力も加わっていたようなのです。

あぁ・・・・すまない・・・・私の妻(ロッド)・・・

めっちゃ好きなロッドだったのでしばらく何とも言えない気持ちになりました。


そういえば今年の初めにパク氏が磯で転んでロッドを折り

「気をつけてくださいね次誰か転ぶかも」と不吉にも話しておりまして

そんな馬鹿なwwwと思っていたら谷川氏がこけてルナミスを粉砕

二度あることはなんとやらと他人事のように考えていたら今度は私

もうお解りですね?  「次は・・・・貴殿のばんだ」

(上の脅迫状ネタが解る人は昭和の怪事件に詳しいはず)




それはそうとこの日新妻(ディアルーナ106MH)をひっさげて磯場に

切り込んだ谷川氏もヒラスズキを掛けました。あとで2~3回振らせて

頂きましたが軽くて振り抜きが秀逸・ロッドブレ収束が早くてなめらか

曲がって張るバットパワーは健在・・・と かなり魅力的です。

今回のような緊急事態用に一つ持っておこうか・・・等と

妻を失ってうにょうにょと逡巡する心で思案している所であります。
(やっぱりExの1100MH/Rをもう一度買うとは思いますが・・)



      「磯場の移動は慎重に‼足元の安全ヨシ‼ご安全に‼」  KY活動編集長
 


  


Posted by 鍵さん at 22:59Comments(0)ヒラスズキ

2018年03月10日

お腹がぐるぐるしてきた

あぁ^~もう、トイレはどこなんだ^~!


 どうしても調べておきたい点が2,3ありましたので、ひとり早朝の県道を飛ばして

釣り場に乱入してみました。週中に低気圧が通過して若干の冬型となり、北風が

強く吹き込んでおりましたので、ちょっと落ち着いたタイミングを狙いました。

ところがですよ。

もうちょっとでたどり着こうか、というタイミングで私の腹がぐるぐるしはじめまして。

どうにもやり過ごせないほどの勢いでうなり始めたわけですよ。

トイレを探しながら県道を爆走しますが田舎道にそうそうトイレなんてないわけで

さすがに成人にもなって野グンするわけにもいかないので必死です。

ようやく前方にファミマが見え始め、ほっと一安心、と思いきや

緊張と筋肉が緩んだのか更に猛烈な便意に襲われます。

”腸の内容物が出口を求めて腹の中をグルグル” いや、もんどりうっています。

ついにファミマに走り込み、トイレを確認しますが便座が割れています。

仕方なく空気椅子状態のまま、これまでの思いをぶちまけたのでした。

(膝の上がプルプルしだしてもうたまらんね^~)


用を済ませた私は既に、体力を半分以上使ってしまっております。

しょうがないので別の場所に降りてみました。

今回は下げの潮の潮位降下で喰うかを見てみたかったのですが

まだ時間が早く潮位は高いまま、おまけにうねりが予想以上に高く

普通の釣り座に入ると確実に流されて死にます。

しばらくタイミングをうかがい、一時間以上掛けて通してみましたが

この場所でよく出る大型の雌はヒットしてきませんでした。

波が落ちたタイミングでそそくさと前進し、沖にうねりが見えたら後退する

まさに一進一退の攻略です。ミノーも泳がずに流されてしまったりと

非常に難しい状況に頭を悩ませました。

結局うまく狙ったコースで通すことができず(ホント死にそうで怖かった)

頭を抱えたまま別の場所に移動しました。

ここは風が若干ですが背中からになるので、うねり波はかぶりますが

比較的安全で狙いやすい所です。

サラシが沖まで流れ広がっていたので、かなり沖に投げてから

じっくり見せ、そのままサラシの中に引き込んでみましたら

あっさりヒットしてしまいました。



60㎝のオス。

ヒットしてすぐ大きなうねり波にのせて抜き上げたのでファイトがあまりにも

あっさりで、先々週までの70超の雌はおいそれと寄せられないくらい引いて

いたものですから、なんだか物足りない感じはしましたが、それまで悩んで

いたのが何だったのかというくらい、あっさり釣れてしまいました。

他のお客さんも掛けていましたがやっぱり小型のオス。

例年通りだと今後もオスが増えてくるものと推測されます。

その後もぽつぽつヒットがあり、しばらく探ってみますが既に8時半

最低潮位時間は既に超えていてじゃんじゃん満ちてきます。

一応の知りたかった答えは出たので、この日は釣り場を後にしたのでした。


すっかり日が昇ってから釣れたやつ


ケツ論

 トイレには早めに逝っておきましょう。




                      これを書きながらもトイレに行きたい 編集腸

  


Posted by 鍵さん at 22:26Comments(0)ヒラスズキ

2018年03月04日

平社員覚書

備忘録:北部九州(離島を除く)で平社員を狙うときに覚えておきたい点



冬~早春編

①サラシはなくても釣れる。が、がっつり食って来ずショートバイトが多い。

②年によってつき場が違うので丁寧に探る

③水面~水面直下のレンジが反応が良い

④無駄撃ちを避け、良いタイミングでいい場所を通すと反応が良い

⑤サラシがあるからと言ってどこにでもついているわけではない

⑥荒食いしていて様々なベイトを腹いっぱい食べている
 (小さいイワシ、ネンブツダイ、その他)
⑦凪の日にもヒラナブラが起きることがある

⑧波高と潮位を見れば釣れる日がわかる。が、そんな日は大抵休めない

⑨まさか、というような場所を忘れない事

⑩深い磯にはそんなにいない

⑪最初の何投かが勝負。無駄に見せすぎると喰わないので、しばらく冷ます

⑫トイレにはちゃんと逝っておきたい ウェーダー履いたらもう紙オムツしかない

⑬潮位の上昇速度を把握しておく事 一気に上がると大変危険


  


Posted by 鍵さん at 22:11Comments(0)ヒラスズキ

2018年03月02日

足がぐっちょぐちょ

最高の条件を狙って釣りに行ってみたら




水曜日に発達した低気圧が朝鮮半島を通過し、それに巻き込まれるように

北西風が吹き込んできました。気象庁の毎時潮位グラフとにらめっこして

おりますと、金曜日の朝に波高と潮位が理想的な値になりそうだったので

いそいそと仕事を片付け、有休をとって一人で磯場に乱入してみました。

暗闇がうっすらと明け始める頃、磯際に立つと実に美しいサラシが

広がっておりました。まだ潮位は低いので、今のうちに歩行ルートを確認し

満ちてきても安全に帰れるよう備えをしておきます。

 しばらくぶらぶらしていると、すっかり明るくなり日ノ出前の様相を呈して

参りましたので、おいしそうな所から探りを入れていきます。

最初に投げるのはタイドミノーSURF135。

去年までバイトが多発した個所を緻密に通していきますが、反応がありま

せん。そうこうしているうちに太陽が顔をのぞかせます。おまけに

潮位もガンガン上がってきます。最初に立っていた岩はすっかり波に

洗われるようになってしまいました。

これは時間がない・・・と若干焦りつつも、2週前の実績ポイントである

「定番を少し外した場所」にミノーを通してみます。もっとも、ここは

サラシが広がっている場所ではありません。

ですが、5mくらい巻いたところでがつん!とロッドが絞られ、ファイトが

始まりました。

タイに近いような、硬質の首振り。海面に躍り上がる、太い魚体。

隠れ根を次々にかわしながら波に乗せて引きずり上げると

波が引いた後にピカピカの魚体が横たわっていました。


しばらく泳がせておくとくすんでしまうのですが、釣りたてはホント銀ピカ

そうしているうちにもずんずん潮が上がってきます。

間もなく撃てなくなる場所をささっと通して、一つ上の岩に上がり

更にヒットした周囲を探ってみます。

すると再び、先程よりも大きな魚が食らいついてきました。

ロッドで引っ張ろうとしても全然寄ってこないのですが、幸い波が

次々に打ち寄せるのでこれに乗せて寄せることができました。

先程よりも一回り大きなヒラスズキでした。

フックが口先にちょこんと刺さっているだけでしたし、産卵前の雌

でしたから、これはすぐに逃がして差し上げました。

ベビーヒラスズキがたくさん生まれて欲しいものです。

素晴らしい景色と環境の下で、私は満足のうちに帰ろうとしていました。


・・・・・・・


しかーし!

はじめに確認した帰還ルートの通り、岩の上の浅い場所を

ひょいひょい渡って帰ろうとしたのですが、当然足元は泡だらけ

「このヘンだったよな」と足を突っ込んでみると、見事に20㎝ずれて

おりまして

ズコ――――!!!

腰位まではまってしまいました。おまけにこの時、膝の内側を岩で

擦ったらしく、大量の海水が左足ウェーダー内に流れ込んできました。

「アッーーーー!!!」  浸水じゃぁ^~~~~~


もうぐっちょぐちょ。最高にきもちわるいです。

潮位もこれ以上上がると釣りになりません。

それ以上に私は戦意を喪失してしまいました。

車までの1㎞程度。ブーツの中ですっかり生ぬるくなった海水を

ぐっちょぐっちょいわせながら、死んだ魚の目をして浜を歩きました。




ああそうさ、マズメ社のウェーダーを買ったよ(T-T)


                        帰りの運転は生足   編集腸
 

  


Posted by 鍵さん at 20:37Comments(0)ソルトウォーター

2018年02月25日

仕様変更モデル



マグロ用シンキングペンシルのBLACK SARDIN 155S のウェイト位置や

重量を変更して、岸から投げて使えるダイビングペンシルにしてみました。

ちょっと強めのシーバスロッドで操作できるような品物になりました。

ヒラゴとかが回ってくるような場所で試してみたいですぬ。

ちなみに下に写っているのはマグロ用最終手段の125mmモデル。

ノーマルが45g ヘビーが55gあります。

水平沈下時のローリングはすさまじいです。暴れるイワシそのものです。

これで小さいイワシばかり喰っているマグロを陥とせますぬ。

さらに、個人用にこの125㎜モデルのウェイトを軽くして(35g)

ヒラ狙い用のシンキングペンシルも作ってしまいました。

速い動きに反応がないときに、潮にもまれながらゆらゆら漂う

小魚を模してみるとオモシロイかと。


                          やっぱりお腹が痛い  編集腸  


Posted by 鍵さん at 21:03Comments(5)ソルトウォーター

2018年02月18日

やったぜ。ヒラ社員調査




雪や公園でしばらく行くことができていませんでしたが、そろそろかなと思い

平社員の出社状況を調べに行くことにしました。

本当は前日の方が海の状況は良かったのですが、都合がつかなかったので

日曜の朝に乱入することにしました。

波は1.5~でしたので、ヒラスズキを狙うにはちょっと穏やかすぎるのですが

前日までのうねりが残っていたらワンチャンあるかな?位に、あまり

期待することもなく出掛けました。

「そうだ、波が高すぎると良くさらわれる平磯の方に降りよう」と

目論んだのですが、着いてみたら車が12台!!!

殆どクロ狙いのおっさん達なのですが、流石にこれほどだと

竿を振る場所もなさそうなので諦めました。

仕方なく超メジャーポイントの叩かれまくりポイントに入ったのですが

入ったすぐはド浣腸干潮でサラシもなく 「終わったな・・」

しかし徐々に明るくなってきた辺りで、ミノーで適当に海底の壁際を

狙って通していると、ロッドが根に掛ったように動かなくなりました。

地球釣っちまったか?と思いましたがその後明確な首振りがあり

ドラグを唸らせるほどの引きに変わりました。

なかなかの魚のようです。

しばらく抵抗していましたが波が来て、一気に潮溜まりまで

引っ張ってくることができました。


70㎝。今年も出会えました。一安心です。

潮が上げてくるにつれ、期待していたうねりが岩場を洗い

良いサラシが広がるようになってきました。このタイミングで谷川氏が

磯マルを掛けました。



その後めぼしいポイントはあらかた撃ったので、早いですがさっさと帰宅

することにしました^~

理想的なサラシとは程遠いものでしたが、それでも出てくれたので

とても満足して帰路に着きました。

ちなみに昨週はこんなん


こたつみかん確定の寒さに手も足も出ませんでしたさ。


使用タックル
Rod: Exsence S1100MH/R
Reel: TWINPOWER 4000XD
Lure: Tideminnow SURF 135 他

新しくツインパワーXD買ったのですが、XDの初めての魚になりました。




                   ラーメン食べたらぐーるぐる(腹)  編集腸


 

  


Posted by 鍵さん at 20:57Comments(4)シーバス

2018年01月03日

2017年まとめ

2017年11~12月の釣果写真まとめ

 昨年獲った魚の写真です。SDカードがどこかへ行ってしまって大掃除まで

出てこなかったりなど諸事情で掲載できなかったものです。


チヌ一匹目


朝3時から場所入りしてボウズだった日の磯。やはり磯は・・・最高や・・


DUELソリッドバイブには昨年はお世話になりました


私の親父殿。超嬉しそうです


激シブの中辛うじてひねり出した一本でした。


ある日のヒラ社員。掛かりどころが悪かったので持ち帰りました。

この記事を書いていたところ、アブドゥル・パク氏がまたまたチヌを

磯場で掛けたそうです。バイブだと思っていましたらミノーでした。

私も行きたいのですが、寒いのはどうも・・・。(おっさんかよ)



                          すっかりおっさん  編集腸








  


Posted by 鍵さん at 22:06Comments(0)ソルトウォーター

2017年12月23日

ちょっとした小話

爺さんのリール

 私が中学に入学して間もなくの頃。

私の爺さんが我が家を訪れ、その際にお古の磯竿をプレゼントしてくれた。

まだグラスファイバーばりばりのごついブランクに、針金ガイドが付いた

見るからに昔の品物で、凄まじく重かったのを覚えている。

 それに爺さんがつけてくれたのが、DAIWA社のREGALだった。

当時はDAIWAがツイストバスターを出した頃で、釣り雑誌の裏の広告に

TEAMDAIWAなんかにまじってREGALがちょこんと載っていたものだから

チューボーの私としては、憧れのリールが手に入ったことがとても嬉しかった。

少し粘りのある、まったりとした巻き心地が、それまでの安物とは確かに違った。

1995年位だったろうか。村越正海さんや徳永謙三さんが記した

シーバス釣りの雑誌や本が店頭にあって、暇を見つけては読み漁った

ものであった。


私の曽祖父は佐世保の海軍工廠で、軍艦を整備する技師だった。

ある折に寄港した連合艦隊司令長官・山本五十六元帥より懐中時計を賜り

それを大切に大切に持っていたという。

そして祖父、つまり今回の爺さんは、支那戦線を転戦したのち

建設土木会社の社長となり、定年退職して老後を楽しみ始めたばかりだった。


そんな爺さんも、私が中学2年の秋に長年の喫煙が原因で肺がんになった。

何度か見舞いに行ったのだが、みるみるうちに弱ってゆき、発見から

2か月半後、とうとう息を引き取った。

あまりに早い最期だった。

その日は12月の初めだというのに、九州では異例の大雪が降った。

真っ白に雪の積もった高速を、そろそろと這うように走ったのを覚えている。


そんな爺さんが私にくれたREGAL。

はじめて掛けたのはバスだったと思う。

でもバスに使うにはちょっと重かったので、シーバス用のメイン機として

活躍することになった。

最初に掛けたシーバスは70cmだった。当時はまだナイロンライン直結で

TDバイブを投げていたら釣れた魚だった。

私が大学生になり、貯めた金でTEAMDAIWAを買うまで

REGALは主力であり続けた。


時は過ぎ、釣りの環境も、使う道具も大きく変わってしまった。

ナイロンだったラインはPEになり、そのPEもどんどん強くなっていった。

私自身もロッドやリールをゴロゴロ所有するようになってしまった。

しかし、いまだに変わらないものがあるとすれば、それはきっと

あの時爺さんからもらったリールが点けてくれた

釣りに対する情熱の炎であったに違いない。



            あぁ^~釣りに行きたいぜ^~  編集腸^~
  


Posted by 鍵さん at 17:49Comments(0)