2009年02月22日
BLACK SHEEP
これ、元々は海外輸出用で生産していたものなのだが
クロマグロ攻略でも効果が高いということで、国内向けに更にバランスやアクション等
向上を図ったものである。
マグロ類のみならずヒラマサ攻略にも幅を持たせようということで、2TYPEの展開とした。
一つは浮力が高く、80度前後で浮いてダイビングを主体とする機種。
揺れる船のデッキの上で、ガチガチのロッドでラフに操っても、機敏にダイビングをこなして
急激に浮かび上がる。高浮力ゆえ操作の如何にかかわらず動きは俊敏だ。
浮き角を浅くしてドッグウォークモデルやスケーティングモデルも、と考えがちだが
静水面で柔らかいロッドを使うならともかく、現実に使用する状況や道具を想定すると
非常にぎこちない、不自然な動きになってしまうので、あまり使いやすい物にはならない。
もう一つは、沈まないギリギリでかなりウェイトを搭載した「遠投早巻きモデル」
トビウオを捕食するマグロに対し、早巻きとシェイキングなどの小技を絡めてヒットに持ち込める
モデルに仕上げている。そもそもは昔実験していたポッパーが原型なのだが
やはり早巻きプラスアルファが重要になってくる状況もあるので、外せないモデルである。
上のものは全てバルサで製造した。
塗装工程がやたらと長くなってしまうが、十分に実験を繰り返すには、これが良い。
Posted by 鍵さん at 18:18│Comments(0)
│マグロキャスティング
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。