2008年12月10日
Calamaretti
カラマレッティー プロトタイプ GOCPS 882ML/SJ インプレッション

最近 GOCPS 882ML/SJ を入手できたので、使用感や892Hと比較した印象などを
記してみたい。
ブランクス
エギングロッドとしては柔軟な方なのだが、決してコシがない、ベロンベロンな感じではなく
「曲がるけど戻りが早い」シャープな使用感である。鞭の様な俊敏さがある。
ジャークした時の爽快感は、このモデルならではのものだろう。
硬いロッドでは味わえない様な、手首を返すかのようなジャークにおいても
柔軟に曲がったブランクスが、俊敏に跳ね上がってゆく様は、使うたびにクセになりそうな感じだ。
さすがに、4号を超えるようなエギを吹っ飛ばそうとすると、力不足を感じるが(そもそもオーバースペック)
3号前後のエギを多用するとしたら、まさに丁度良いロッドであるといえる。
メーカーの説明などもそうだが、このロッドに関しては秋の小型クラスの数釣りも視野に入れて
語られることが少なくない。もちろん、この柔軟なブランクスは、サイズにかかわりなく満足できる
要素を持っている。
しかし今回このモデルを入手した目的は、やはり「狡猾なモンスターを、ピンスポット攻略で捕獲する」
為なのである。
昨シーズンの釣果を分析すると、2kgを超えるようなイカは、アクションを極力抑えてじっくり魅せて
やったほうが明らかに捕獲率が高い。ジャカジャカ動かしていると、先に小型サイズが連打して
しまうのである。もちろんこれは、自分の狙っているエリア独特の事なのかもしれないが
モンスターサイズが狡猾なのは、どのエリアでも言える事なのである。
エギの移動距離が数センチ単位、わずかに首を振るかのようなダートアクションを繰り出すには
柔軟なティップが不可欠だ。いや、ブランクス全体で曲がるモデルであれば、その強弱が付けやすく
鞭のように振って瞬時にラインを張り、衝撃だけ与えることも出来る。
モンスター独特の、根掛りしたかの如くガッチリ抱き込んで、ジワリと動くあのアタリを、繊細なティップで
何ら違和感を感じさせることなく感知し、柔軟とはいえ十分にトルクのあるバットで瞬時に掛ける事も
可能である。
1本のブランクスの中に、繊細さと強靭さが同居する、大変興味深いロッドなのである。
では、892Hとの使い分けについてはどうだろうか。
892Hで使用するのは主に4号以上。しかし、狡猾なモンスターの中には、4号を見切るものも居る。
サイトでやってみるとはっきり判るはずだ。抱こうか抱くまいか迷っているようなものも居る。
こういうモンスターを陥とすには、フォローで3号のエギをチマチマ動かしてやるとイチコロなのだが
892Hでやるとエギが動きすぎてしまうばかりか、あまりに操作感が悪くなってしまう。
そういう状況では、3号前後のエギで最高のパフォーマンスを発揮する882ML/SJ がしっくり来るはずだ。
いずれにせよ、大型サイズを掛けた時のロッドの満月の曲がり、あの充足感は
このロッドの真骨頂ともいえるに違いない。

最近 GOCPS 882ML/SJ を入手できたので、使用感や892Hと比較した印象などを
記してみたい。
ブランクス
エギングロッドとしては柔軟な方なのだが、決してコシがない、ベロンベロンな感じではなく
「曲がるけど戻りが早い」シャープな使用感である。鞭の様な俊敏さがある。
ジャークした時の爽快感は、このモデルならではのものだろう。
硬いロッドでは味わえない様な、手首を返すかのようなジャークにおいても
柔軟に曲がったブランクスが、俊敏に跳ね上がってゆく様は、使うたびにクセになりそうな感じだ。
さすがに、4号を超えるようなエギを吹っ飛ばそうとすると、力不足を感じるが(そもそもオーバースペック)
3号前後のエギを多用するとしたら、まさに丁度良いロッドであるといえる。
メーカーの説明などもそうだが、このロッドに関しては秋の小型クラスの数釣りも視野に入れて
語られることが少なくない。もちろん、この柔軟なブランクスは、サイズにかかわりなく満足できる
要素を持っている。
しかし今回このモデルを入手した目的は、やはり「狡猾なモンスターを、ピンスポット攻略で捕獲する」
為なのである。
昨シーズンの釣果を分析すると、2kgを超えるようなイカは、アクションを極力抑えてじっくり魅せて
やったほうが明らかに捕獲率が高い。ジャカジャカ動かしていると、先に小型サイズが連打して
しまうのである。もちろんこれは、自分の狙っているエリア独特の事なのかもしれないが
モンスターサイズが狡猾なのは、どのエリアでも言える事なのである。
エギの移動距離が数センチ単位、わずかに首を振るかのようなダートアクションを繰り出すには
柔軟なティップが不可欠だ。いや、ブランクス全体で曲がるモデルであれば、その強弱が付けやすく
鞭のように振って瞬時にラインを張り、衝撃だけ与えることも出来る。
モンスター独特の、根掛りしたかの如くガッチリ抱き込んで、ジワリと動くあのアタリを、繊細なティップで
何ら違和感を感じさせることなく感知し、柔軟とはいえ十分にトルクのあるバットで瞬時に掛ける事も
可能である。
1本のブランクスの中に、繊細さと強靭さが同居する、大変興味深いロッドなのである。
では、892Hとの使い分けについてはどうだろうか。
892Hで使用するのは主に4号以上。しかし、狡猾なモンスターの中には、4号を見切るものも居る。
サイトでやってみるとはっきり判るはずだ。抱こうか抱くまいか迷っているようなものも居る。
こういうモンスターを陥とすには、フォローで3号のエギをチマチマ動かしてやるとイチコロなのだが
892Hでやるとエギが動きすぎてしまうばかりか、あまりに操作感が悪くなってしまう。
そういう状況では、3号前後のエギで最高のパフォーマンスを発揮する882ML/SJ がしっくり来るはずだ。
いずれにせよ、大型サイズを掛けた時のロッドの満月の曲がり、あの充足感は
このロッドの真骨頂ともいえるに違いない。
Posted by 鍵さん at 01:14│Comments(0)
│エギング
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