安い!便利!携帯できる!大物用落としタモ自作法
唐突にも程がありますが、今日は携帯落としタモ自作法です。
比較的足場の良い場所で、80㎝~140㎝の魚を簡単にランディングする道具です。
パイプのサイズを変えればもっと大きな魚も捕獲できます。それも一人で。
では、さっそく見てみましょう。
●必要な材料
・塩ビパイプΦ25 1m 4本 (アロン化成とか。4本で600円くらい。対象に応じて長さを変えます)
・塩ビ管エルボΦ25用 4個 (4個で200円以下)
・ロープ 6㎜ 4~5m (4点支持用。綿系のほうが滑りにくくて良いです)
・ロープ 6㎜ 10m (つり上げ用。同じく綿系のほうが使いやすいです)
・イノシシ除けの網 (魚がでかいので目は大きめでよいです。小さいとフックが絡んで大変です)
・接着剤等
・船用の長くてパイプに入るサイズのオモリ(なければ5号の丸オモリをじゃらじゃら入れてもOK)
●作り方
エルボを接着する塩ビパイプを決定します。
この図では左右の2本に接着します。
この時!!!
左右のパイプに鉛を入れて、網全体が沈むようにします。
網が沈まないと魚が入りません!
図のサイズですとパイプ1本あたり700g以上になるようにします。
(1辺だけに入れて片側が沈むようにするのもアリ。)
図のように向かい合う塩ビパイプ2本にエルボを2つ接着します。これで分解~組立が簡単になります。
当たり前の話ですがエルボの向きは揃えてください。
これにより
①エルボが両端についたパイプが2本
②ただのパイプが2本
転がっている状態になります。
網を1.2m×1.2mにカットします。少したるむくらいに余裕を持たせると大型の魚が獲りやすくなります。
エルボがついているパイプを網の目に通して図のように配置します。
通し終えたらエルボの部分に四点支持用ロープを結びます。
長さは結びしろも含め2m30㎝位に切っておきます。
上図のようにエルボ部分を
結び目が滑らないように結び、ちょうど真ん中あたりで
チチワ結びにして輪っかを作っておきます。
落としタモを使用する際は、ストレートのパイプを網の目に通し エルボにしっかりねじ込みます。
(図中赤矢印のような感じ)
次に左右の4点支持用ロープの輪っかに吊り上げ用ロープを結びます。これで出来上がりです。
釣りの際は足元などに落としタモを置いておき、ロープの端も取りやすい所に置いておきます。
魚を掛けて足元で十分に浮かせたら、ロープをしっかり持って落としタモをけり落とします。
あとは落としタモを少し沈めて魚をその上に誘導し、入ったら引きずり上げるだけです。
使い終わったら接着していない上下のパイプを引き抜き、網も共に4本のパイプを
ぐるぐる巻きにして持って帰るだけです。
注) 塩ビパイプが外れやすいな?という場合はビニールテープを巻くなどしてみましょう。